5月に始まった前期授業期間がようやく終了したばかりですが、9月以降の本年度後期授業の開講形態についてお知らせいたします。
報道などでご存知のとおり、千葉県を含む大都市圏を中心に新型コロナウイルスへの感染者数が再び増加しています。学生の皆さんや保護者・保証人の皆さまから、対面授業の再開には不安を感じるとの意見も寄せられており、大学としても重く受け止めています。
大学の特殊事情として、通学のために比較的長時間の移動を要する人や、前期授業が全面的にオンライン授業となったことで大学近辺への引っ越しを見合わせた人もいるため、通学圏が学校周辺に限られる小・中学校などと同様の基準で対面授業の再開を判断するのは難しいことも事実です。また、報道によれば、後期も原則としてオンライン授業を継続することを決定した大学もあるようです。
しかし、学生の皆さんに登校してもらい、教室で教員や他の履修者と共に学び合う場を提供することが、やはり大学としての本来の姿です。そのことを踏まえた熟慮の結果、本学としては、全科目をオンライン授業のみで実施することを後期も継続することは避けるべきであるとの結論に至りました。そして、本来の開講形態である対面授業の実施と、学生の皆さんの感染防止とを両立させる、現時点での最善の方法として下記の【基本方針】を決定しました。
対面授業の再開にあたり、本学は感染拡大防止のために万全の対策を実施します。それでもなお感染リスクに不安を感じることもあると思いますが、そうした場合には個別事情に十分な配慮を行います。大学での本来の学びの形態に少しでも近付けるため、在学生の皆さんと保護者・保証人の皆さまのご理解とご協力を宜しくお願い申し上げます。
開講科目の一部で対面授業を再開し、オンライン授業と併用する。
※対面授業を実施する科目や日程など、後期授業の詳細は学務課より別途連絡します。
清和大学
学長 織田 恭一
教学部長 佐伯 康子