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本学の授業紹介:教養演習(2年生ゼミ)

本学の1・2年生は、大学における学習・研究の基礎を学ぶ演習科目を履修します。2年生までの学びをもとに、3年生から「研究会」(法学・政治学の専門ゼミ)に所属して、より専門的な研究をします。 今年度のある2年生ゼミ(教養演習ⅡP)では、後期に研究発表会を開き、メンバー全員(19名)がそれぞれ関心をもつテーマについて発表をしました。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、ほとんどのメンバーがオンラインでの発表となりましたが、各自がパソコンを操作しながら無事にプレゼンテーションを終えました。3年生からは「研究会」でさらに学びを深めていきます。

「本演習において、私はこれまで『生命・身体』に関わる法的課題について調べてきました。最終の発表では『しつけと体罰』というテーマで発表をしました。スコットランドで体罰禁止法が施行されるという報道に関心をもち、日本における児童虐待防止法や懲戒権のあり方に焦点を当て、『しつけ』をどのように法的に規制するべきかといった内容をまとめました。来年度の研究会(知的財産法)では、新しい法的課題が多い著作権について学んでいきますが、生命・身体に関わるテーマにも引き続き関心を持ち続けていきたいと思っています。」(安西勇人:法学コース2年)

「私の教養演習での発表テーマは『LGBTをめぐる法整備』についてです。LGBTに関する歴史を調べ、日本と諸外国の法律・制度を比較し、法整備が国民の理解に大きな影響を与えること、そして法整備の必要性について発表しました。この教養演習では、自分の知らないニュースや新しい専門用語を知ることができ、自分の知識を広げる良い機会になったと思います。また、気になったテーマについては、自分の考えや疑問点などを整理してコメントすることも多くあり、より深く理解できる機会でもあったと思います。そこから、研究テーマを見つけることもできました。」(神立玲奈:法学コース2年)

「私の教養演習での発表テーマは『ロヒンギャ民族(ミャンマー)の人権問題』です。私はこれまで、世界中にある人権問題について調べてきました。人権を踏みにじる行為や偏見・差別について、それらの歴史的背景や原因などを自分の仮説を交えながら調べていきました。この教養演習では、自分が興味を持つテーマ以外のことを知る機会がとても多く、自分の視野を広げることができました。法律以外にもスポーツや教育、医療に関する新しいテーマに触れたり、個々のメンバーが興味を持つテーマをみんなで共有することができました。来年度から始まる研究会(政治学)では、アメリカ政治と今まで調べてきた人権問題についてより理解を深めていきたいと思います。」(吉野姫花:法学コース2年)

(写真撮影:山田青空:スポーツ法コース2年)

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