最近の技術革新の速さから、現在、世界に存在している職業(職種)のなかで、50年後も存続している職種は殆どないか、またはロボットが主役になっているだろうとの予測があります。しかし、そのような時代でも、法律の基礎的知識及び法的な考え方(リーガルマインド)の重要性は変わることはないでしょう。全ての国家や人々の暮らしは法を秩序として営まれていくことが最良の選択肢であるからです。そのため、本学では、入学初年次より主要法律科目を必修とし、3年次からは全員が研究会(ゼミ)に所属することによって実践的な法学を学び、リーガルマインドを涵養しています。
わが国の高校生が持っている能力は「規律性」「傾聴力」「柔軟性」がベスト3といわれています。しかし、これからの社会で活躍していくためには、新しい課題や予測困難な事態に積極的にチャレンジし、変化を楽しみ、それを活力にして成功を求めていくという姿勢が求められます。そのため、「自ら課題を探求する力」「情報発信」「コミュニケーション」等の能力が必要になります。本学では、アクティブラーニング(課題解決型双方向授業)を活用し、学生の主体性やコミュニケーション能力を育てることに注力しています。
本学の建学の精神及び基本理念は「真心教育」であり、真心教育とは、「各人の個性に存する立派な可能性が自然に開発伸長できるように育成する教育」です。真心教育を良く理解したうえで豊かな人間性を身に付けるためには、新しい時代に求められる教養力が必要です。これからの教養とは、「変化の激しい社会にあって、グローバルな視野、歴史的な視点、多元的な視点で物事を考え、未知の事態や新しい状況に的確に対応していく力」です。
本学の建学の精神・基本理念(教育理念)は、「真心教育」である。
「真心教育」とは、人間性の全人的形成を目指してそれぞれの個性が持つ立派な可能性を自然に開発伸長できるように育成する教育であって、その内容は次のとおりである。
※上記「真心教育」を実践する場合の分かり易い指針としては、以下の3点である。
(a) 社会の良心たる人物となれ
(b) 困難にくじけない逞しい人物になれ
(c) 大いなる真実の自己に生きよ
大学は、「教育基本法並びに学校教育法の定めるところに従い、君津学園の一貫した教育体系の最高教育機関として、学園の教育理念とする真心教育に基づき徳性を陶冶しつつ、高度の教養を授けるとともに、専門の学芸を教授研究し、個性の尊重と社会的協同を旨とし、国内的、国際的視野に立って、地域社会の文化的、社会的発展に寄与する先見性と実践性に富む人材を養成すること」を目的及び使命とする。
昭和21年 4月 | 木更津市に英語講習所設立 |
---|---|
昭和24年 2月 | 君津学園(各種学校)設立 |
昭和26年 4月 | 木更津高等家政女学校設立 |
昭和35年 8月 | 学校法人 君津学園設立認可 |
昭和38年 4月 | 木更津中央高等学校設立 |
昭和42年 4月 | 清和女子短期大学 幼児教育科設立 |
昭和43年 4月 | 清和女子短期大学附属八重原幼稚園設立 |
昭和46年 4月 | 清和女子短期大学附属畑沢幼稚園設立 |
昭和48年 4月 | 清和女子短期大学附属高等学校設立 木更津高等家政女学校廃校 |
昭和51年 4月 | 清和女子短期大学幼児教育科を児童教育学科に改組 |
昭和52年 4月 | 清和女子短期大学附属金田幼稚園設立 |
昭和58年 4月 | 市原中央高等学校設立 |
平成 2年 1月 | 君津学園家政専門学院廃止 |
平成 5年12月 | 清和大学法学部法律学科設置認可 |
平成 6年 4月 | 清和大学法学部法律学科開学 |
平成13年 4月 | 清和大学学長に真板益夫就任 |
平成15年 4月 | 木更津中央高等学校・清和女子短期大学附属高等学校廃止 木更津総合高等学校設置認可 清和女子短期大学を清和大学短期大学部に校名変更 清和女子短期大学附属幼稚園を清和大学附属幼稚園に園名変更 |
平成18年 4月 | 清和大学短期大学部児童教育学科を児童総合学科に名称変更 |
平成18年 4月 | 清和大学法学部法律学科に教職課程を設置 |
平成29年 4月 | 清和大学短期大学部創立50周年 |
平成30年 4月 | 清和大学短期大学部児童総合学科をこども学科に名称変更 |
平成30年 12月 | 清和大学短期大学部新校舎完成 |