第34回東日本大学女子ソフトボール選手権大会が、7月6日(土)から長野県伊那市で開催されました。
この大会は、北海道東北学連、東京都学連、関東学連、北信越学連に所属するチームが参加して、各学連が開催地を輪番で担当して開催されています。
7月5日(金)、伊那市のロジテックアリーナで伊那市長さんをはじめ多数のご来賓をお招きして開会式が行われました。
7月6日(土)1・2回戦が、伊那市内の4会場で行われました。清和大学は、富士塚スポーツ公園で東京都の東京学芸大学と対戦しました。1回、相手先頭打者に3塁打を打たれ、1点を先制されました。
2回表、1死1塁で主将の梅澤(4年・市立船橋)がレフトオーバーの2塁打を打って同点に追いつきました。制球に苦しんでいた先発粟屋(3年・光明相模原)も、次第に本来の投球を取り戻して追加点を許しませんでした。
4回表、ヒットと四球で1死満塁として、押し出しで1点を追加すると初芝(3年・千葉経済大附属)のセンター前ヒット等で更に加点をして4-1と3点をリード。
6回裏に、1点を返されましたが、4-2で逃げ切りました。
7月7日(日)、試合開始直前に振り出した雨が止まず、試合開始時間が12時に繰り下がるアクシデントがありました。
先発バッテリーは、乙川(2年・川崎市立高津)と山形(2年・湘南学院)の2年生バッテリー。
互いにヒットが出ず、4回を終わって0-0。5回表、突如制球を乱した乙川が2死から連続四球を出して、粟屋・初芝の3年生バッテリィーに交代。交代した粟屋も、四球と死球で1点を献上してしまいました。
6回裏、阿蘇(4年・向上)がライト前ヒットで出塁、続く鈴木(2年・千葉英和)もセンター前ヒットを打ち、那須野(3年・花巻東)が送りバントで1死2・3塁のチャンス、ここで瀬尾(3年・市立船橋)がセンター前ヒットを打ち待望の得点をあげ、2-1と逆転。
最終回、守りにミスがでて1点を返され、更に1死満塁のピンチ。このピンチを、ダブルプレーで切り抜けて、延長戦に突入。
延長戦は、無死2塁から相手攻撃が開始されるタイブレーク方式。ここで、粟屋が2者連続三振を奪い、相手の攻撃を0点に抑える。その裏、無死2塁の走者を那須野がバントで確実に3塁に進める。すると、相手チームは2者連続で故意四球を選択して満塁策を取った。ここで早川(1年・日出)が、レフトに犠牲フライを打ち3-2でサヨナラ勝ち。
準決勝は、昨年準優勝の早稲田を9-2の大差で破った岩手県の富士大学と対戦。
両チーム投手の好投で、互いに点の取れない状況が続いた。3回表、守備のミスから1点を与えてしまう。6回裏、内野安打と単打を連続させ1死満塁のチャンスを作ったが、ダブルプレーで得点を奪えず、0-1のまま試合終了。
目標としていたベスト4進出を果たし、実りの多い結果を残せた大会となりました。
遠方まで、連日多くの保護者の皆様が応援に来ていただき、色々と支援をいただきました。
全日本インカレでも、自分たちのプレーが発揮できるよう、これからも練習に励みます。
応援、ありがとうございました。