Seiwa University

キャリア・就職

教職モデル

全学生に共通して設定されているベーシックモデルに加えて、教員への進路実現をサポートしているのがこの教職モデルです。本学の中でもまだ歴史の浅い学びのモデルですが、すでに大勢の教壇で活躍する教員を輩出しています。

4年間のプログラム

清和大学では、学校法人君津学園の教育理念である「真心教育」に基づき、教員養成を行っています。
「真心教育」とは、知徳体の調和をもった人格の完成を目指す教育理念であり、それを実践できる教員の養成が清和大学教職課程の使命と考えています。その実現のためには、自身の知徳体すべてについて伸ばす努力を重ねるとともに、生徒の知徳体を伸ばすために努力できる教員を目指すことが必要となります。
また、教員免許を取得するためには、各自が所属するコースに関わる卒業に必要な単位を修得することと併せて、教職課程において免許取得のために必要な科目を履修し単位を修得することが求められます。 「4年次の教育実習前ガイダンス」、「中学校教員免許取得希望者対象の介護等体験指導」、「各学期初めに実施するガイダンス」、「各科目履修終了後の教職カルテへの記入」など、学生が計画的に履修することができるように、サポートをしています。

教職課程とは

「教育職員免許法」に基づいて、中学校・高等学校の教員免許状を取得するために必要な授業科目を履修し、単位修得できるように設置された課程です。
本学では、2006年教職課程を設置しています。(2018年に文部科学省による再課程認定受審済)
2023年度に文部科学省による実地視察を受け「良好な取り組み」と高い評価を受けました。

教職課程の履修について

教職課程を修めようとする者は、本学部に設置された基礎科目及び専門教育科目の単位の修得の他に、教職関係科目の単位を修得しなければなりません。

取得できる免許状

本学の学部学科で取得できる免許は次の4種です。

高等学校(1種)
1地理歴史
2公民
3情報
中学校(1種)
4社会

上記以外に、本学短期大学部での科目等履修で、幼稚園教員免許(2種)の取得が可能です。
本学で学びながら、他大学の科目等履修や通信教育を合わせて学修し、上記以外の免許状取得に励んでいる学生もいます。
(例) 中高保健体育小学校教員免許状など

星槎大学(通信制・神奈川県)との連携協定に基づき次の教員免許も取得可能です。
小学校    1・2種
中学校    保健体育1種
特別支援学校 1・2種

※星槎大学は通信制のため、本学との学修と並行して取り組むことができます。
※本学の教職課程を履修し、基礎資格となる免許取得する必要があります。
※星槎大学の学費は別途必要です(連携協定による減額制度あり)

だからモチベーションが高まる、だから受かる

1教職インターンシップの充実
学習サポートボランティア
近隣の高等学校で年間15回の学習指導ボランティア経験。
スクールアクティブサポーター
木更津市との連携事業。市内の小中学校で週1回学校現場の補助。
ちば、教職たまごプロジェクト
千葉県との連携事業。小中学校で週1回学校現場の補助。
2必要な知識の徹底的な復習と演習
1年次から4年次まで、週1回、中学校の社会の教科書レベルまでさかのぼって徹底的に復習と演習を行います。
「清和社会科検定」と名付けられたこの講座は、教員採用試験の合格に基礎力養成になっています。
3最新情報に基づく採用試験合格対策講座
3年後期、4年前期に行われる、合格のための対策講座。本人のやる気次第で2年次からの受講も可能。過去問題を用いた答練から、小論文、プレゼン、集団討議の2次対策まで。

先輩からのMessage

正直まだ「これ!」という将来の決定はないのです。周りにたくさんのドアがあるみたい。欲張りなのかな。先日も航空関係の仕事に従事する方と話をする機会があって、「素敵だな」と思いました。色々考えるのですが、共通点は「人の心に考えを及ぼしながらできる仕事」のように考えています。中でも教職に就くことは、私の中でかなり大きなウェイトを占める選択肢です。大学入学時点で決めていたので、迷わず教職課程を履修しました。清和大学では、地域の学校や関係機関と連携して、教職に関わるボランティア活動の機会をたくさん用意してくれているので、できるだけ参加するようにしています。今回の天羽高等学校の学習サポートの経験はとても貴重なもの。わたしを教職にぐっと引き付けてくれる、すごくいい経験をさせていただきました。今は市内の小学校の特別支援学級のサポートボランティアに毎週行っています。障害のある児童と接する中で、特別支援教育にも関心が高まっています。また一つドアが現れたのかな。

教職に就くことは、幼いころからの夢、小学校の4年生頃からだったと思う。「絶対に!」と明確に意識するようになったのは、実は大学の1年の途中なのです。スポーツ法コースの先輩が、中学校教諭の採用試験に、現役合格を果たしたのを聞いた時からです。授業と部活以外の時間は、ほとんどここ(図書館の南の隅)にいます。もう定位置になったみたいで、他の人はここには座らないですね。何か申し訳ない気がするけれど、現役で受かりたいから・・・。社会科の教員もそうなのですが、やはり柔道を教えたいんです。自分が好きで夢中になってやってきたことを、その楽しさと貫く充実感を教師になって伝えたい。そんな気持ちでいっぱいです。生徒が目を輝かせて聞いてくれている、歴史の授業を時々想像しています。難しいことではないと思っています。天羽高校の学習サポートで、生徒さんが「あっ、なるほど」と笑顔を作ってくれた時のあの感動は、何か少しの自信を与え、やる気に拍車をかけてくれました。感謝しています。

先輩からのMessage

合格するための力を高めるだけ高められる環境がある
先輩からのメッセージ

金城 歩睦 さん
千葉県立君津高等学校出身

千葉県公立高校勤務
目の前に後輩がいます。3年生になる彼は、教職を目指して学習サポートで勤務校に来ています。『私もそうだったなぁ。がんばれ!』まだまだ教員になって日が浅いのに、先輩面をして応援したくなる懸命さです。この「なりたい」という一念が一番大切です。その気持ちを持続させ、常に一段高みを目指す向上心を持たせてくれる環境が清和大学にあったように思います。豊かな体験(教職インターンシップ)の中で、自分の適性を見極めて行けたのも、ありがたかったと感謝しています。
本気で教員になりたい人に、清和大学は自信をもってお薦めできます。
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